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センパイの本音トーク一年生対談

一足先に、それぞれの運命職に就いた先輩たち。
今の職種の、どこに運命感じたの?
新人としての日々って実際どんな感じ?
ざっくばらんに、けれども熱く語ってくれました。

MEMBER

  • コピーライター
    インタラクティブプランニング職

    荒谷 翼

  • Web
    デザイン職

    金本 理奈

  • プロモーション
    プロデュース職

    澤 凜太朗

  • ダイレクト
    マーケティング職

    藤田 百音

  • 映像プロデュース職

    町田 歩

Qなぜ博報堂プロダクツの、
この職種だった?

僕は大学3年生の時に、ある漫画を読んだのが広告業界に興味を持ったきっかけかな。デザインやコピーの勉強もしたけど、どちらかと言うと制作チームをサポートしながら、ものを売るための仕組みを戦略的に作っていく方が、自分に合っているなと思って。だから、いろいろな職種のハブになっているプロモーションプロデュース職(プロモ)の立ち位置がしっくりきたんだよね。みんなも広告業界に絞っていたの?

藤田

私は、高校生の時から興味があって、大学でも学んでいたマーケティング関連の仕事をずっとしたいと思っていたんだよね。日常の一部と言ってもいいぐらい、普段から広告を見るのが好きで。自分も生活者に一番近い立場で関わりたいなと思っていたから、ダイレクトマーケティング職という職種に運命を感じた!

町田

僕は大学生の頃から趣味で始めた映像制作にのめり込んでいたから、映像系の制作会社だけを受けていて、実は別の会社に内定をもらっていたんだよね。でも、そこだと撮影して編集しての繰り返しになってしまう気がして…。この会社の映像プロデュース職なら、企画から撮影、編集までいろんな角度から映像に関われると思って、秋採用でチャレンジすることを決めたんだ。

荒谷

みんな、やりたいことが決まっていたんだね。僕は、就活を始めた頃は全然定まっていなくて、業種も職種も絞らず50社以上も応募して…。

藤田

すごいね。そこからどうしてコピーライター職を目指したの?

荒谷

自分が本当にやりたいことは何だろう?と考えていた時に、受講していたコピーライター養成講座で、講師の人の「コピーは翻訳作業だ」という言葉にビビッときたんだよね。コピーライターは、かっこいい言葉を作り出すんじゃなくて、クライアントの思いが一番伝わる言葉を探す職業なんだとわかって、自分はコピーで勝負したいと思ったんだ。

金本

私は最初から職種を絞って就活していたよ。工業系の大学に通っていろんなものづくりを経験する中で、Webデザイナーになりたいと思っていたから。この会社がいいなと思ったのは、最終面接で「ディレクターも向いているんじゃない?」と言われて、デザインもディレクションもどちらもできるキャリアプランを提案してくれたこと。面接では緊張していたはずなんだけど、実はおしゃべりが好きという私の人間性を見抜いてくれたこともうれしかった。

町田

僕も最終面接で、役員の人が「僕はこの仕事に誇りを持っているし、すごく幸せだ」と迷いなく言っている姿を見てしびれたな。自分もそう言える人間になりたい、絶対にこの会社に入りたいと思った。

Q現在携わっている主な業務内容は?

僕はいわゆる営業職で、今は外資系の自動車メーカーを担当しているよ。フェアの企画を立案したり、販促ツール制作の進行管理をしたりすることが主な仕事だね。僕はクライアントが固定されているけど、みんなはどうなの?

町田

僕は、主にテレビCMを作っているけど、クライアントは様々かな。企画から撮影、編集、納品までの各工程に携わるから、ルーティーンワークみたいなものはほとんどなくて、毎日違う仕事をしているよ。今日の午前中は、CMに出演してもらうタレントのオーディションをしてきた。

藤田

それは面白そうだね。私は複数のクライアントを担当しているけど、仕事として共通しているのは、どうしたらお客様が商品を継続して買ってくれるかを考えること。データをもとにアイデアを考えてクライアントに提案し、チラシやメールなどの媒体を制作する進行を管理するという流れかな。

金本

私もクライアントは多岐にわたっていて、短い期間でどんどん新しい案件を進めていくイメージ。Webサイトのページやバナーを作ることがメインだけど、ポスターとか紙媒体のデザインをすることもあるよ。

デザインするのってWeb領域だけじゃないんだ!意外。

金本

作ったLPの世界観に合わせてポスターを作ってほしいっていう要望が時々あるんだよね。あと、Webデザイン職として自分でデザインを作るだけでなく、Webディレクション職として他のデザイナーさんに依頼することもあるよ。

荒谷

僕もコピーライターとプランナーという2つの役割があって、コピーライターはキャッチコピーや商品のパッケージに載せる文言から、Webサイト上の細かい文言までを書くのが仕事。プランナーとしては、イベントやポップアップ広告など、企画を考えるのが仕事だね。

藤田

うちの会社は職種がすごく多いから、細かいところまでは仕事内容を知らなくて。改めてみんな幅広い仕事をしているんだ、すごいなと思った(笑)。

Q仕事の醍醐味、やりがいは?

“人から学べる”のが一番の醍醐味かな。プロモは、社内のいろいろな部署の人と一緒になって企画を形にしていくから、マーケティングや制作の知識を、仕事を通して吸収できる。

町田

そうだね! 僕の場合は、社外のスタッフと制作を進めることが多いんだけど、博報堂プロダクツは担当する案件の規模も大きいから、学生時代に憧れていたカメラマンやディレクターの方に実際に会うことがあるんだよね。この会社ならではだと思うし、本当に刺激になっているよ。

荒谷

ベタかもしれないけど、やっぱり街中に貼ってあるポスターに自分が書いたコピーがあるのを見たときはグッとくるなあ。ついつい写真を撮っちゃう(笑)。

金本

わかる。私は自分で作ったバナーをSNSで見かけた時に、作ったものが本当に届いてる!と実感できてうれしかった。

藤田

私は、結果が目に見えるのが醍醐味かな。メールやチラシを送った後、どれだけ反応があったかがデータでわかるんだけど、良かったらうれしいし、悪くてもなんでだめだったかを分析するのが楽しいんだよね。

荒谷

数字で結果が出てしまう厳しい世界だと思うけど、さすがマーケターだね(笑)。

金本

お客様の反応で言うと、半年ぐらいかけて準備したイベントで、自分が作ったものを体験している姿を見ることができた時は、本当にクリエイティブをやっていて良かったと思った瞬間だったな。

町田

あと、好きが仕事に活かせるのも醍醐味かも。僕はコーヒー好きを公言していたらコーヒーグッズの案件に関わることができて、撮影現場で学生時代にアルバイトで培ったバリスタの経験を活かすことができた。

荒谷

僕はずっとお世話になっていた薬のプロモーションに携われた時は運命を感じたな。日頃の感謝を存分に文字に込めたよ(笑)。

藤田

私もずっと使っていた化粧品に関わった時は、消費者としての意見を言えるし、仕事を通じて詳しい成分とか知ることができて、コスメオタクとしてうれしいなと思った。

元々好きなもので考えた企画だと、「いいアイデアだね」と褒められることは多いかも。

荒谷

この仕事では、なにかのオタクだったり、推しがあったり、好きという気持ちを持っている人は本当に強いよね。

Qこの1年、大変だったことは?

金本

いっぱいある…(笑)

プロモの、1ヶ月かけて12チームを2日ずつ渡り歩く「ぐるぐる研修」で、怒涛のインプットを経験したのは、大変だったけど財産になったね。業界のことをまだよくわからない状態で、いろいろな情報に触れ、把握していかないといけない。わからないことはその日のうちに解決しないとついていけなくなるし、知ったかぶりは良くないから、とにかく周りの人に質問したよ。

藤田

めちゃくちゃわかる。入社当初は専門用語がまったくわからなくて、毎日呪文を聞いているみたいだった(笑)。もちろん自分でも調べるけど、先輩にためらいなく聞くのが一番だよね。「わかりません!」と言うハードルが下がった。

町田

僕は、カメラマンさん、照明さんに監督と、みんなの調整役になることが多いんだけど、制作上の意見調整からそれぞれの好みに配慮した差し入れまで、「誰もが嫌な気持ちにならないように」という気遣いが必須なんだよね。全員にとっての最適解はないから、限りなく偏りのないように落とし所をつけるのが難しい。

確かに正解はないよなあ。永遠の課題かもしれない…。

金本

私は、クリエイティブの完成度と納期の折り合いをつけるのに苦労しているな。大学時代はいくらでも時間をかけて作ることができていたけど、Web案件は特にスピードを求められることが多いから、今ある最大のパワーを限られた時間で発揮する必要がある。「もっと作り込みたい」という気持ちが常に消えない感じかな。

荒谷

それ、すごくわかる。期日内にどこまで納得のいくコンテンツにできるかという勝負だよね。

金本

経験を積んで、もっと成長したいところだね。

荒谷

さっき、好きが活かせるという話をしていたけど、逆に今までの人生で触れてこなかった商品も担当することもある。その場合、実際に買って使ってみるとか、ひたすらクチコミを調べるとか、一定の知識をつけるまでの地道な作業が必要なんだよね。

藤田

コピーライターは、もっとひらめきで勝負しているのかと思っていたよ。

荒谷

もちろん最後はひらめきも大事だけど、それまでの9割は調査とか泥臭い作業だと思う。

Qこれからどうなりたい?

荒谷

先輩が提案するコピーは、デザインや企画のアイデアが膨らんでいく、“種”のような言葉で、本当にすごいと思う。そんな先輩たちのように、ひとつの言葉でクリエイターの感性を刺激できるようになりたい。

僕も今のトレーナーの先輩が目標かな。プロモは、クライアントと制作チームとの間に立って物事を進めていく立ち位置だけど、その先輩からよく「伝書鳩になるな」と言われるんだよね。クライアントの言葉をただ制作チームに流すのではなく、情報を整理したり、知識を加えたり、間にいることで価値を提供できる人間になりたいな。

町田

僕たち制作チームは、営業が作る側のことを考えて動いてくれているのはよくわかっているから、この場を借りて、いつもありがとうと言いたい。

いやいや、こちらこそいつもクオリティの高い仕事をありがとう!

町田

でも、僕はまだまだカメラや照明とか専門知識が足りないから、これからどんどん学んでいかないといけない。やっぱりCMは予算が決まっている中で、どれだけ良いものを作るかが勝負だと思うので、予算以上のものを作れるプロデューサーを目指したいな。

金本

私は「忙しく見えない人」になりたい。さっき、わからないことはどんどん先輩に聞くという話があったけど、自分が聞かれる立場になった時、「どんなに忙しくても手を止めて真剣に聞いてくれる。余裕がありそうだけど、実はこんなにすごい仕事をしているんだ!」って驚かせたい(笑)。

藤田

みんな熱いね。今日話を聞いていて、みんなが頑張っていることを知って刺激になったから、それぞれが専門分野で力をつけて、いつか同期同士で大きな仕事をしたいと思ったよ。各分野の“最強”になって、また集まろう!

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Q就活生にメッセージを

町田

“憧れ”がものすごく原動力になると思います。僕は、“数年後の自分”を想像した時にワクワクできるのか、自分を誇りに思えるのかを考えながら就活していました。就活は堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、自分らしさを大切にしながら楽しんでもらいたいと思います。

興味があることや好きなことを仕事にできる方が良いと思うので、就活中は自分と向き合ってほしいです。自分の気持ちに素直になって、進むべき方向性が決まったら、自分を包み隠さず、本心を企業にぶつけてみてほしいです。

荒谷

最近、先輩から「経験以上のコピーは書けない」と言われました。自分の目で見たこと、肌で感じたこと、心が動いたことが財産になると思います。就活中は大変なこともあると思いますが、そんな時は息抜きも兼ねていろいろ経験して、それを面接で語ってみると、魅力が伝わるかもしれません。いつかそのお話を共有できたらうれしいです。

藤田

社会人になって、“頑張り過ぎは良くない”と実感しています。プレッシャーや不安を感じないのは難しいかもしれませんが、休む時は休む、頑張る時は頑張るというルーティンを取り入れて、大変な中でも楽しむところは楽しんでほしいと思います。

金本

私のモットーでもあるのですが、肩の力を抜くことがすごく大事だと思います。世の中の就活生像にはまろうとしないで、ありのままの自分を大切にしてほしいです。そうしていれば、おのずと道が開けて、自分に合った環境が近づいてきてくれると思います。

まさに運命!だね。

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