常に自分を疑うことが、最良の結果に繋がる
デザイナー職
城﨑 哲郎
デザイナー職
城﨑 哲郎
広告や商品の“人格や顔つき”を考え、形にする
職種としてはデザイナーですが、実際の仕事はアートディレクション・デザインになります。アートディレクションとは、広告や商品の“人格や顔つき”をどういう戦略のもとで作っていくかを考え、形にする作業です。広告はもちろん、パッケージデザインや映像まで、幅広く関わらせてもらっています。
プロフェッショナルとしてのポリシーは、「常に自分を疑うこと」です。最後まで不安になって「これで正しいのか?」と悩んだときほど良い結果が残せるので、「なんかいい感じじゃない?」と軽い気持ちでモノを作らないようにしています。自分を疑い、疑問が出るということは、それだけ本質が見えているからこそ生まれる不安なんだととらえています。自分の中で満足している仕事は、まだありません。今やっている仕事で満足してしまっては、プロフェッショナルにたどり着くことはできないと考えているので。
祖父が部屋に飾ってくれた、僕の15段広告
自分が主体となってアートディレクションをしたい。そう思って転職を考えていた当時、博報堂プロダクツは10年以上、ずっと業績を伸ばしていました。その勢いを感じ、新しい仕事を開拓するという、自分が目指すところへの近道だと考えて入社を決めました。
目標は、本当にいいモノを作れたと満足すること。もちろん、すべての仕事でベストを尽くしています。一方で、仕事が終わったあとで悩むことも多いですね。自分を疑うことはやめないですが、それでも「これはベストだった!」と言い切れる仕事をできればと思っています。
そんな僕ですが、自分が携わった仕事が初めて全国の新聞広告に出稿されました。そして、祖父がその15段広告を切り抜いて、額に入れて部屋に飾ってくれて…。僕の仕事を誰かが喜んでくれていると実感できたときは、やっぱり嬉しいですね。
Schedule
- 10:0010:00出社いつも通る代々木八幡宮。神社、仏閣系は好きなので時間がある時はお参りしてから出社することもありますし、朝9時からやっている美味しいカレー屋さんで朝カレーを食べる事もよくあります。他の職種に比べると朝はゆったりできるので大切にしています。
- 11:0011:00デザイン作業一緒にやっているデザイナーと、今日やることを確認して作業に入ります。アートディレクターになってから打ち合わせが増え、がっつり作業ができる日があまりないので、まとまった時間ができる日は嬉しいです。なんだかんだ作業の時間が一番好きかもしれません。
- 15:0015:00遅めの昼食遅めの昼食です。昼は食べすぎると眠くなるので、軽めに摂るようします。
- 17:0017:00プレゼンプレゼンのためクライアントへ。現地で博報堂のチームと合流します。
- 18:0018:00赤坂で打ち合わせ豊洲と赤坂の往復をしていると時間がムダになるので、なるべく赤坂の打ち合わせはまとめて行います。だいたい2〜3本の打ち合わせをまとめられるように予定を調整。作業が滞らないよう、その都度、デザイナーに内容と指示を伝えます。
- 20:0020:00作業確認のためプロダクションへ進行を確認しに協力会社のプロダクションへ。常にいくつかの業務を同時進行しているので、複数のプロダクションに仕事をお願いしています。スケジュールを考えつつ、それぞれのデザインをチェックして次の提案に備えます。
- 22:0022:00帰宅最近は、週2回はジムに行くようにしています。行かない日は、そのまま帰ってアニメなどを見ながらお酒を飲むのが日課です。