疑って疑って、信じる
それができてこそ広告のプロ
広告は人を動かし、行動を変えることができるんだ
コピーライターというと“キャッチコピーを書く人”という印象が強いかもしれません。ただ、実際は「言葉を軸に何をどう伝えるか」を考えていくのが仕事です。それは1本のコピーかもしれないし、カタログや映像かもしれない。プロモーション全体のコンセプトから細かい施策まで、考えることは多岐に渡ります。
この仕事に憧れたのは、高校生のころ。新聞広告で目にした、あるキャッチコピーがきっかけでした。広告が人を動かし、行動を変えることができるのだと衝撃を受け、これを仕事にしたいと強く思いました。それからときが過ぎ、博報堂プロダクツの理念にある「こしらえて生きる」という言葉に出会い、広告の企画からフィニッシュワークまで一貫して担当できることに魅力を感じて入社しました。
社内を見渡すと、私と同じ職種の人だけでも、文系、理系、美大、音大出身など、専門も趣味も多種多様です。個性豊かな人たちと一緒に仕事をすることは刺激になるので、大きな魅力ですね。
自分が書いた言葉や企画に、命が吹き込まれていく
さまざまな戦略を組み合わせた統合プロモーションが当たり前になっている今、私たちは多くのプロとチームを組んで動きます。そんな中で、私のアイデアが考え方のコアになれたときは、とても誇らしく感じます。自分が書いた言葉や企画に、命が吹き込まれてデザインになり、カメラマンが撮った写真とレイアウトされ、タレントがナレーションを読み、映像になり…。クリエイティブワークが広がっていくのもうれしい瞬間です。
「疑って疑って、信じること」。新人時代に先輩から教わったこの言葉は、私のプロフェッショナルとしてのポリシーです。広告制作は誰かが答えを教えてくれるものではないし、自分のアウトプットを正解だと信じてプレゼンしなければなりません。常にこれでいいのかと自問し、これでいいんだと信じられるものが見つかるまで考え抜く。それができてこそ、広告制作のプロフェッショナルだと思います。
Schedule
- 10:3010:30この日は博報堂本社へ直行
サテライトオフィスでPC作業今朝は比較的ゆっくり出社。博報堂本社での打ち合わせに直行することもあります。1日のタスクを確認した後、コピーやプロモーションのアイデアを考えます。 - 12:0012:00次回のプレゼンに向けて
アイデアを持ち寄り打ち合わせクライアント担当の営業とプロデューサー、デザイナーを交え、アイデアを持ち寄って打ち合わせ。次回のプレゼンに向けてどう提案するのか、チーム全員で組み立てていきます。 - 14:0014:00少し遅めの昼食後
ライブラリーで資料探し赤坂オフィス内で急いで昼食。同じフロアのライブラリーで、企画の参考資料を探すことも。会社にいる日の昼食は、社食で先輩や後輩と一緒に食べます。 - 15:0015:00得意先で企画会議
入念に準備した案をプレゼン2週間準備してきた案件のプレゼンへ。得意先の前でプロモーションのコンセプトからグラフィックのコピー、細かい施策まで説明を行います。 - 17:3017:30会社に戻ったら
後輩とコピーの打ち合わせ一緒に動いている入社2年目の後輩と、明日の打ち合わせに持参するコピーの打ち合わせ。後輩のアイデアをチェックしながら新しい視点を発見。一緒に成長させてもらっています。 - 18:3018:30明日の打ち合わせに向けて
プレゼン資料づくり業務内容が幅広いため、作業内容も多様。コピーを考えたら、次はWebの構成案、その次はプロモーションの企画…。頭を切り替えながら複数の仕事を同時進行していきます。 - 22:0022:00キリのいいところで退社
今日もお疲れさまでしたアイデアが出ずに深夜まで粘ることもありますが、だらだらやっていても良いアイデアは出ない、と思うことにして帰宅。といっても、頭の中では常に考えていることが多いです。