DXの取り組み
社長メッセージ
こしらえる力で、つくりかえる。
博報堂プロダクツは、創業以来「こしらえる」をフィロソフィーとし、
プロモーションにおける専門性と実施力で勝負してまいりました。
そして今、AIに代表されるテクノロジーの進化によりビジネスを取り巻く環境が
劇的に変化していく中で、広告・プロモーションの常識そのものが変わりつつあります。
広告ビジネスという既存の概念を超えて、新たなビジネス価値を創造する必要があります。
そのためには、これまでの常識や前例を打ち破り、
従来の枠組みや仕組みをつくりかえていかなければなりません。
こしらえる力で、つくりかえる。
これからも博報堂プロダクツは「こしらえる」を進化、発展させつづけ、
5年、10年、その先も、社会とともに成長し続けるために、
主軸事業であるプロモーション領域を拡張し、専門性をさらに強化し、
クライアントの事業成長に貢献するとともに、生活者の未来を切り拓く、
国内外唯一の総合制作事業会社をめざしてまいります。
これからの博報堂プロダクツに、ご期待ください。
代表取締役社長 岸 直彦
DX戦略について
-
顧客化力について
顧客化力とは、多様な顧客との接点「顧客接点」を、確実に購入に繋げていく「顧客化接点」にする力です。
各事業本部が追求している専門技術(=こしらえるスキル)と、売り場における生活者心理や流通動向などの知見(=売りのノウハウ)を掛け合わせ、さらに、デジタルテクノロジーを活用した新しいワークフローや、顧客が「手にする」「買う」「買い続ける」という行動データを活用することで、顧客化力をアップデートし、次世代のテクノロジーとデータベースマーケティングを取り入れた、これからの時代のプロモーションを創っていきます。
-
DXを推進するための体制:
本社部門横断でDXワーキンググループを組成しDX推進を支援しています。また、全従業員を対象とした外部プロフェッショナル人材による研修とe-ラーニングシステム活用によるデジタル人材育成や、複数の事業本部が連携した人材採用、博報堂グループおよびパートナーとの事業連携など、推進体制を拡充しています。
取り組み例
-
DXを推進するための環境整備:
顧客化力のアップデートに注力するため、デジタル・ソリューションの開発や戦略的なデジタル人材確保の予算配分、クラウドHCM基盤の導入、社内共通の管理業務である発注・請求を一元化した全社DX基盤の構築などIT化を進めており、DX推進の環境を整備しています。
DX推進の指標管理について
デジタル制作領域における売上高を推進指標に設定しています。その達成のためのデジタルテクノロジーやデータを活用した提供サービスの高度化に加え、IT化による生産性向上の取り組みの達成状況を定期的に全部門で共有しています。
サイバーセキュリティに関する取り組みについて
-
情報セキュリティリスクマネジメント体制
- 「コンプライアンス委員会」の設置
- 情報システム室とビジネスコンプライアンス室との連携
-
情報セキュリティ認証取得とポリシー策定
- ISO/IEC 27001:2022(JIS Q 27001:2023)適合認証 ※https://www.h-products.co.jp/security.html
- ※https://www.h-products.co.jp/security.html
- プライバシーマーク ※https://www.h-products.co.jp/privacy.html
- ※https://www.h-products.co.jp/privacy.html
博報堂プロダクツグループとして情報セキュリティに関わる基本的な考えを「情報セキュリティ基本方針」として定め、情報資産保護の具体的対策は、基本方針に基づき、「情報セキュリティ管理細則」に規定している。また、情報資産保護のためのシステムの管理・運用については「情報システム管理規程」で規定している。
-
サイバーセキュリティ対策
- MDRおよびMDMなど全社員のエンドポイントの統合的なセキュリティ管理
- グループ共通のSSO基盤によるID管理
といったソリューションとポリシー両面での高度化を進めている。
-
従業員向け教育/施策・監査・報告
教育
- 全従業員を対象としたeラーニング(月1回)
- 管理職による情報セキュリティ活動報告(年3回)
-
施策
- リモートワーク導入に伴うモバイルPC管理強化
- QRコード読み込みによるセルフ棚卸(月1回)、PC操作ログを分析し利用者別のリスクを可視化(月1回)
- デジタル・システム関連業務に特化したリスク対応部署の設立
- 個人情報取扱業務は案件単位で申請・リスク管理
- 委託先に向けた情報セキュリティeラーニング、オンライン説明会の実施
-
監査
- 情報セキュリティマネジメントシステムにおける内部監査(年1回)および外部審査(年1回)
- 個人情報保護マネジメントシステムにおける内部監査(年1回)および外部審査(2年に1回)
- 個人情報取扱業務の委託先実地調査の実施
-
報告
- マネジメントレビューの実施(年度末)
-
緊急時対応
- 事故発生等緊急時の社内緊急時連絡体制を整備
- エンドポイントのインシデントを検知する体制を整備(24時間365日)